「島本イベント感想文」                 後日、投稿がありました。


 平成24年度の高槻・島本の活動推進の重要課題として、島本地区をブロックとして機能する様に島本拡充委員会を設立しました。現在島本地区の会員が5世帯9名です。島本は高槻市と隣接していますが、行政は別で島本町として独立しています。ナルクと島本町役場との交流は出来ていません。
 そこで島本町の「町民ふれあいセンター」で、ボランティア団体ナルクの認知度を上げるイベントを企画しました。高槻・島本が得意とする子育て支援活動をアピールしながら、 タイトルは、“
絵本の朗読とピアノ演奏のコラボレ”(サブタイトル)子供は社会のたからもの〜いのちがだいじ〜です。  開催日は、8月3日(金)13時30分より15時30分です。

 3部構成で、
第1部は ピアノソロ演奏 (ピアニスト)はナルクの子育て支援を受けている会員の宮崎さんに協力して戴きました。第2部は 手遊びと絵本の読み聞かせも、ナルクの子育て支援を受けながら子育てしている会員の足立さんと志形さんです。みんなで歌おう!は童謡のメドレーを会場の皆さんと一緒にコーラスが趣味の先輩会員が先導します。
第3部は 絵本の朗読です。“つながっている” (へその緒) を通してつながる命の大切さを感じさせる絵本の朗読から始まります。昭和20年終戦間際の子供時代の体験を福美会員が、防空頭巾を見せながらお話しました。

 その時代に、上野動物園でも本当にあった話 “かわいそうな象” の朗読に繋げて行きました。子育て中の若い世代のお母さんに高齢者からのメッセージを絵本の朗読を通じて届けます。又、日頃は子育てで忙しくても機会があれば、ナルク活動に参加したいとの思いも実現出来ました。とは・・・今回出演した会員の談話です。ピアノの演奏会も子どもを連れてはいけない事が多い中、今回の企画はお母さん方に期待されました。

 この企画を、島本社会福祉協議会に説明して 「後援」 の依頼をしました。島本町の広報の担当者にも島本の広報にナルク 
イベント開催案内 の掲載を依頼しました。島本地区の方にボランティア団体ナルクを知って戴き、新しい会員増強まで繋げていきたいと考えています。島本社会福祉協議会の後援をチラシにも掲載出来た事は集客に大きな力になりました。島本でのイベントの開催が夏休みに入ります事を考えて、町内の幼稚園に出かけて趣旨を説明し、集客に向けて協力のお願いにも行ってくれました。イベント開催案内のチラシを町内の公式掲示板の40ヶ所に貼れるように町役場に申請しました。

 猛暑の中、集客に向けて活動を開始する数少ない島本地区の会員の姿に勇気が出ました。具体的にプログラムの内容を検討する時、子どもを集中させる為の (手遊び) や・子育てしているママが舞台に上がって馴染みの絵本を読んで戴く工夫もしました。舞台にスクリーンを設置して絵本を大写ししました。又、飛び入りでおじいちゃんにも登場して戴きました。会員の中にはおじいちゃんの候補は沢山います。会場は赤ちゃんから〜80歳代までの世代間交流です。子育て中の家族とそれを見守る高齢者が皆さん笑顔でした
子供達は、会場を走り回る子、おもちゃの取り合いで泣く子も、プログラムが始まりますと舞台に集中です。手遊び “げんこつ山” や “くるくるくる” は小さな子どもも一緒に参加出来ました。又、ママの絵本の読み聞かせの時は、不思議そうに舞台の傍によって来て下から見上げています。スクリーンに映った大きな絵本にも興味を示しました。ピアノ演奏の時もママ綺麗ね!と声を掛けると3歳前のお譲ちゃんは一番前の席でにっこりです。第3部は、若いお母さんへのメッセージです。お母さんが集中して聴いている間、ナルク会員の子ども見守りサポーターが大活躍でした。 “かわいそうな象” の最後のシーン 「戦争はやめろー!」 大きな声が会場に響きました。
子どもは社会の宝物
命がだいじ のサブタイトルが若い世代の心に届いてほしいと願います。

  参加者: 子ども連れ36人(内 子ども約45人)  高槻・島本から 29名  合計: 110人
   島本地区での初めての企画が成功と言えるには、島本での新入会員申し込みに何世帯つながるかです。
   継続して活動を続けて行きたいと考えています。
                                                    記    田中千鶴子







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