29 年 度
平成29年度、ナルク高槻・島本 9月22日(金) 高槻市地域福祉会館に於いて 総勢56名(一般参加4名含む)の
参加を得て 「認知症を考える」 講習会が開催されました。 講師は、高槻中央包括支援センターの社会 福祉士
畠山 栄美さん 他、センター職員 7 名 の応援のもと、短い時間ではありましたが、 聴講者が飽きない為の配慮も
十分で、講義の間に クイズ形式 ○×の質問々答、ロールプレイ (寸劇) による認知者に対する対処法など中々
の工夫がされていました。 講義で、最後に行われた グループワーク に時間が切迫し発表時間が足りない程の
盛況ぶりでした。 又、 この盛況の様子は ローカルテレビ J :COM 高槻のディリーニュースで放映されました。
平成29年↑
27 年 度
今年度は、市民公益サポートセンターとの共催で 2月2日(火)と3 日(水) の 2日間、 総合市民交流センターでの開催となりました。高齢化が著しい
高槻のことでもあり、ナルクとしても今最も重要な講座の一つです。これは高槻市民のボランティア精神を向上させると同時に、高齢者支援の担
い手の養成を目指して企画されたものです。 当日は、各講師の熱心な講義に始まり、実技指導や体験発表の後の質疑応答も活発でした。
更に 、J : COM-TV 「ディリーニュース」 の 取材も入り、この養成講座は現代社会の縮図としてタイムリーな企画なのだと感じました。
ナルクの“ 困った時はお互い様 ” の精神は、今こそ高齢化社会に求められる合言葉だと思います。
平成27年↑
26 年 度
今年度は、例年のように日時をたっぷり使ったシニアサポーター養成講座が出来なかった。
拠点20周年記念の節目を控えてイベント等・幾多の行事があり 一日編成 の講座を行いました。
「命のリレー」 応急手当 と 救命処置講座。 高槻市中消防署の 4F 講習室をお借りして実施。
日 時 : |
平成26年 12月 6日(土) 9時 〜 12時 |
場 所 : |
高槻市中消防署 4階 講習室 |
参 加 者: |
18名 (初受講者 15名 . 再受講者 3名) |
受講 内容 : |
AED を使った 心肺蘇生法 |
先ずビデオ放映を観ながら救急隊員の説明を聴いた。救急車が到着するまでには平均8分間掛かるそうです。現場に居合わせた
市民から救急車へ、そして医師へと 「命のバトン」 を引き継ぐ「救命リ レー」 を途切れさせない為に、1人でも多くの市民が勇気
を振り絞り 「何か1つ」 でも行動に移せること!!が とても大切です。
「心肺停止の早期認識と通報」 と 「一次救命処置」 つまり心肺蘇生法とAED使用によって止まってしまった心臓と呼吸の再起を助
ける方法などをダミーを使って体験学習した。 3 時間講習終了後日 修了証書 を受け取った。
平成26年↑
25 年 度
NALC 高槻・島本では12/5の終日と 9日から13日の間の1日を使って、シニア介護サポーター養成
講座が開催されました。第1日目の講座内容は、先ず介護・介助する側の「心の健康」 といった基本姿
勢を学び、その上 より具体的な、ベットから起き上がりのサポートや、イスから車イスへの移乗のサポートなど
又、車イスでの外出介助等の体験研修をしました。 第2日目は、デイサービスでのペアー1日現場体験を実施し
ました。参加者はデイサービスで1日を過ごすのは初体験の方が殆んどでしたが、実際に親がデイサービスを利用し
ている方など、実技を経験し、知識も強化出来て良かったとの声が多く聞かれました。
開催日時
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1 回 目 |
平成25年 12月 5日(月) 〔10 時〜15 時 〕 |
ナルクの理念に自信と誇り 田中千鶴子・・・・・20分
介護する人の心の健康 加藤 洋子・・・・・・20分
寝たきりにならない為の実技 山根喜代子・・・・・60分
昼 食
車イス介助 留意点・注意点 実技 ・ 体験・・・・・100分 |
( 場所 ) |
生涯学習センター 第1会議室 |
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2 回 目 |
平成25年 12月 9日(月)〜13日(金) 〔10 時〜15 時 〕 |
各自デイサービスの指示に従って行動する。
高槻まごころ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 東五百住町
高槻毎日サロ ・ ・ ・ ・ ・ ・如是町
ぽんぽん山 ・ ・ ・ ・ ・別所中の町 |
( 場所 ) |
・ 高槻まごころ ・ 高槻毎日サロン ・ ぽんぽん山 |
12 月 9 日 から13 日 各指定デーサービス |
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自分でもゆくゆくはお世話になるかも知れないと思うと、全てがためになった。 |
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車イスは初めてのことで、しかも乗せてもらうのと介助との両方を体験できたこと非常に良かった。 |
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施設はとてもよく出来ている。皆さん楽しそうに和気あいあいとしていて、働いている方の人数も足りているようだった。こんな所 なら、自分も入れて頂いて、楽しく過ごせたらいいなぁ〜と思った。
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全てが初めてのことで、とても良い機会を頂いたと思う。 「姿勢を低くして声を掛けて」 と教えて頂いたので、私も明るく挨拶 したら、徐々に会話が出来るようになり、色々話せて嬉しかった。 |
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元気に働いてきただろう男の方がこうしてここに居るのかと思うと色々考えさせられもした。 |
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スケジュールに沿って色々と楽しめる事が進められている。 スタッフは皆さん明るく頑張っておられたが、実際はかなりハー ド ではないかと思った。これからもこのような若い方達に頑張ってもらわないといけないと思うと、この国のあり方まで考えさせられてしまった。 |
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自分の将来の事を考えるととても参考になった。自分と同じ60代の方が、頭はしっかりしているのに、ある一部のことができないというのでここに来られていたのには考えさせられた。 |
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90歳以上の方でも元気に一日を楽しんでいる方も居た。 ここに来ているスタッフ方達には私たちの研修時間よりずっと長い時間の仕事で、疲れてしまわないだろうかと思った。 |
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大変そうな事がそれ程 力を使わなくても出来るということを体験することが出来て特に良かった。とてもいい企画だと思った。 |
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身内のこともあり、今回の体験は有意義だった。本に書いてあるコトだけではなかなか手が出にくいが、ここで具体的に出来たことはこれからの実践につながるだろう。 |
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介護する側の問題はとても大切で、真剣に考えて行かなければならないと思う。家族にとってだけでなく、
専門職の方でも配慮しなくてはならない。このような意義ある研修会に参加で来て良かった。 |
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平成25年↑
24 年 度
高齢者の家事支援や外出同行等、生活支援の活動が活発になってきています。高槻・島本主催の
シニア介護サポート研修を2年ぶりに開催します。新入会員の活動参加も増加の傾向でもあり、基本的な
知識と車いすでの介助も体験して日頃の活動に活かせたいと企画しました。認知症対応等は高槻中央地域包
括センターの出前講座も組み込みました。 又救命講習としてAEDの取扱い方等も、高槻消防本部にて実施した。
開催日時
( 場所 ) |
1 日目 |
平成24年11月26日(月) |
10 時〜15 時 |
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サロン花みずき |
2 日目 |
平成24年11月27日(火) |
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午前の部 高槻市消防本部 3 階 研修室 |
10 時〜12 時 |
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午後の部 生涯学習センター 研修室 |
13 時〜15 時 |
● サロンはなみずき(拠点事務所)
開会挨拶と介護概論(あらまし)について 及び
介護サポーターに期待する役割 田中千鶴子 |
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● 自立性を尊重する「高齢者ケアの 3 原 則」
(1) 人生継続性の尊重
これまでのライフスタイルをできるだけ変えずに普段通りに暮らし続けられるよう
サポートする。
(2) 残存能力の維持、活用
行きすぎたお世話を避け、補助用具や住環境を能力に応じて整える事で、残され
た能力を出来るだけ引き出す。
(3) 自己決定の尊重
高齢になっても、介護が必要になっても、人生のあり方は自分で決め、周囲はその
意思を尊重する。
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在宅サポートの基本 と心得 及び
高齢者の特性とその理解 ナルク会員 加藤 洋子 |
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● 日常生活の支援 (具体的な事例)
(1) 望まれる生活環境 日常生活の中で多くの時間を過ごす利用者の部屋は、安全に動きやすいこと、その人のこだわりの生活が
可能なところ、清潔である事が望まれます。・・・日中は少しでも身体を動かす習慣を・・・1日3食バランスのよい食事を・・・。
(2) 掃 除: 掃除をするときには・・・室内の清潔を保持するには・・・食堂 ・ 台所 ・ 居間 ・ 寝室 (寝具は週に1回 陽に当てるように。
(3) 洗 濯: 洗濯前には、ポケットなどに忘れ物はないか・・・ ボタン・破れなどのチェックもしましょう。
(4) 調 理: 心身の健康を維持する基本は食事です。利用者の体調などに気配りをして買い物に行きましょう。自分の物は買わない。
(5) 食事介助: 望ましい食生活のポイント・・・バランス、 時間、 リズム、 姿勢などを考えて、出来る限り食欲の増す方法を考えてあげる。
(6) 口膣ケア: 口膣の清潔は全身の健康に大きな影響を及ぼす・・・うがい・歯磨き=少し前かがみの姿勢をとる、ぶくぶくうがいをお薦
め。×ガラガラうがいは誤嚥(のむ)の恐れがあるから駄目。 入れ歯=できるだけ毎食後洗浄しましょう。
(7) 清 潔: 清潔を保つ為に入浴・部分浴・シャワー浴・足浴がある=シャワーは足から、入浴時間は10〜15分、湯温は40〜42度が
適温。 その外=身体の清拭を週 1〜2回行ってやる、必ず利用者の承諾を得る。乾いたタオルで顔・手・胸・腹部・背中・足・陰
部の順が良い。
- 加藤さんの事例講演のほか - 参考文献: 『やさしい介護のしかた』 から一部抜粋 (高橋書店)
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昼 食 タ イ ム (会員さん手作り) “おでん定食” \ 200 |
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認知症の理解と傾聴 及びその応用 高槻地域中央包括支援センター 職員 澤田さん 近藤さん |
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● 認知症を学び地域で支えよう (認知症を理解する)
(1) 認知症とはどういうものか? 健康な脳→脳の細胞がびまん性に死んで脳が委縮する(アルツハイマー病などの変性疾
患)→血管が詰まって一部の細胞が死ぬ(脳血管性認知症)。
(2) 認知症の症状 =中核症状・心理症状 、脳の細胞が崩れることによって直接起こる症状が記憶障害、理解判断力の低
下・・・中核症状である。
(3) 中核症状とは = ・記憶障害 ・見当識障害 ・理解判断力の障害 ・実行機能障害 ・その他(感情表現の変化など)
状況が読めない。
(4) 行動・心理症状とその支障 =元気がなくなり、引っ込み思案になる ・身の回りの事に支障が起こる ・周辺の人が疲幣 する精神症 ・行動障害への理解 「徘徊」 自分のことや周囲で起こっていることが正しく把握できなると、行動がちぐ
はぐになり日常に支障が出てくる。
(5) 認知症の診断・治療 =早期診断、早期治療が大事なわけ ・早期治療で稀の完治する事がある ・脳進行遅延薬
(塩酸ドネペジル)。
(6) 認知症の予防についての考え方 =発症のリスクを少なくする ・脳の活性化を図る。
(7) 認知症の人と接するときの心構え =「認知症の本人には自覚がない」 は大きな間違い ・「私は忘れていない!」 に隠
された悲しみ ・こころのバリアフリーを ・かかわる人の心がまえ。
(8) 認知症介護をしている家族に気持ちを理解する =第1ステップ とまどい-否定(異常な言動にとまどい・否定しようとす
る、そして他の家庭にすら打ち明けられずに悩む。第2ステップ 混乱・怒り・拒絶 認知症への理解の不十分さから
どう対応して良いかわからず混乱し些細なことに腹を立てたり叱ったりする。精神的、肉体的に疲労困憊、拒絶感・
絶望感に陥りやすい最もつらい時期。第3ステップ 割り切り、怒ったり、イライラしても何もメリットはないと思い始め、
割り切るようになる時期。症状は同じでも介護者にとっても 「問題」 としては軽くなる。 第4ステップ 受容 認知症
に対する理解が深まって、認知症の人の心理を介護者自身が考えなくてもわかるまでになる。 認知症である家庭
のあるがままを受け入れられるようになる時期。
● 認知症サポーターとは 「なにか」 特別なことをやる人ではありません。
認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人やその家族に対して暖かい目で見守ることがスタートです。
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● 午前の部 高槻市消防本部 3階 研修室
救急 AED実践・体験
● 救命の連鎖と市民の役割(バイスタンダー)。急変した傷病者を救命し、社会復帰させ
る為に必要となる一連の救命行動を「救命の連鎖」 といいます。
それらは、4つの構成からなっている。
@心停止の予防A心停止の早期確認と通報B一時救命処置(心肺蘇生とAED)
C 救急救命士や医師による高度な救命医療を意味する二次救命処置と集中治療
です。
(1) 心肺蘇生の手順 =急変負傷者の反応を確認する→大声で叫び応援を呼ぶ→
119番に通報依頼して、同時にAEDを手配する→呼吸の有無を調べる→胸骨
圧迫を行う →胸骨圧迫を30回行ったらその直後、気道解放して口対口で人工
呼吸を2 回行う。30対2 を5セット行う。 胸骨圧迫は中断せず続行する。
(2) AED使用の手順 =AEDを持ってくる→AEDの準備→電源を入れる→パット
を貼りつける(電極)→心電図の解析(状況次第で・・・)→電気ショック と
心肺蘇生の再会続行する。(AEDのガイダンスによって再会続行)
簡単な 「蘇生画像」 をポイントして下さい。 |
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● 午後の部 生涯学習センター 研修室
車いす体験・・・・・車いす介助の注意点 |
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使い方説明 |
車イスについて・・・ |
こんな感じだな? |
さあ〜外へ行くよ |
ホールにスタンバイ |
一般道へ・・・ |
初介護体験者? |
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